英語が話せるようになりたい!と頑張って勉強をしていても、実際に話せる相手が欲しいな、、と思うことはありませんか?
でも日本にいながら海外の友達を作るのって難しいですよね、、、私もそう思っていました。
そんな私がスマホのアプリを使って、ランゲージエクスチェンジパートナーとして定期的に連絡を取りあったり一緒に遊ぶ海外の友達を作ることが出来ました。
私の英語はまだまだ完璧には程遠いですが、友達のおかげで日本語を交えながらのコミュニケーションで楽しく英語を話す機会ができて、とても勉強になっています。
今回は私がどのようにランゲージエクスチェンジパートナーを見つけたのかをお伝えします。メリットやデメリット、少し気をつけてほしいポイントもあるので、気になる方は最後まで読んでみてください。
ランゲージエクスチェンジとは?
ランゲージエクスチェンジとは、外国語を学びたい人同士が母国語を教え合うこと。私の友達は日本語を学んでいたり、日本の文化に興味があって、母国語は英語、といった感じです。
なので、英語に限らず自分が学びたい言語と相手が学びたい言語がマッチングしていることが重要となります。
今はランゲージエクスチェンジパートナーを見つけるためのアプリなども多数あるので、条件に合ったパートナーを見つけるのはそんなに難しくないでしょう。
私がランゲージエクスチェンジパートナーを見つけた方法
私が実際にランゲージエクスチェンジパートナーを見つけたのは以下のアプリです。
- Speaky
- ジモティー
有名なものだとHello Talk やTandemなどもあり、いずれも試したことはありますが、最終的に友達ができたのはこの2つのアプリです。
Speaky
私はこのアプリで初めての海外の友達が出来ました。
自分のプロフィールを登録し、気になる相手にメッセージを送ることができるというとてもシンプルなアプリです。
特に友達申請なども必要ないので気軽にメッセージが送れるのですが、その気軽さゆえにかなりたくさんの人からメッセージを受け取ることにもなります。
中には勉強というよりは恋愛目的なのか、返信しないとしつこくメッセージを送ってくる男性などもいるので、女性の場合は特に注意してやり取りをする相手は選んだ方が良いです。
私の場合は主に女性でランゲージエクスチェンジパートナーを探していたので、このアプリで出会ったのはアメリカに住んでいる台湾人の女の子でした。
ジモティー
意外に思われるかもしれませんが、ジモティーでもアメリカ人のお友達を見つけることが出来ました。
ジモティーはいらなくなった物の譲渡でよく利用していたのですが、それ以外にも求人や里親、助け合いなど様々なカテゴリーで掲示板に投稿できるので、もしかしたらという願いも込めて投稿してみました。
ちなみに私が投稿したのは以下の内容です。
はじめまして、東京に住んでいる30 代で英語を勉強しています。日本語を勉強している方、都内のカフェ等でお互いの学んでいる言語でお話しませんか? もし日本語で学びたい内容などあれば、ご希望に合わせます。日本語教師ではないので、専門的なことはお伝えできませんが、一緒に楽しくお話しできたら嬉しいです。ご質問等あればお気軽にメッセージください。お待ちしております。
Nice to meet you, I am in my 30s and living in Tokyo, studying English. For those who are studying Japanese, would you like to have a conversation in our respective languages at cafes and other places in Tokyo? If there is any specific content you would like to learn in Japanese, I am happy to accommodate your requests. I am not a Japanese language teacher, so I cannot provide specialized instruction, but I would be happy to have an enjoyable conversation together. If you have any questions or inquiries, please feel free to message me. I look forward to hearing from you.
投稿してしばらく経った頃、何人かの方からメッセージを頂いたのですが、やはりちょっと出会い目的なのかな、、、という印象だったので諦めかけていた時に今のお友達からメッセージが来ました。
やり取りしていると真面目に日本語を学びたい、という気持ちが伝わってきたので、実際にカフェで会ってお茶をしたのが最初で、それからは定期的に会って今ではお酒を飲みながらお互いの言語で会話して楽しんでいます。
ランゲージエクスチェンジのメリット
ランゲージエクスチェンジを実際にやってみて、私が感じたメリットは以下の3点です。
- 自然な英語の表現が学べる
- 英語を話すことに抵抗が無くなる
- ポジティブになれる
自然な英語の表現が学べる
英語をひとりで勉強していると、主にテキストが中心なのでなかなかネイティブの自然な表現を知ることが難しいのですが、ランゲージエクスチェンジをしていると友達がよく使う表現を知ることが出来ます。
また、会話をしていると「これって英語でなんて言うんだろう?」と疑問に思うことが多々あるので、その場で友達に聞いたりします。
おかげで今まで知らなかったフレーズや単語が少しずつ増えてきました。
英語を話すことに抵抗が無くなる
ランゲージエクスチェンジはお互いが言語を学んでいる最中なので、もちろん完璧には話せません。
文法や発音の間違いを恐れていたら会話が続かないので、あまり細かいことは気にせずに英語を話すようにしています。
それでも相手の言いたいことが分かり、少ないボキャブラリーでも自分の言いたいことが伝えられて会話がなんとか成り立っているので、自信がなくてもまずはどんどん英語を口から出してみましょう。
私はこれを意識するようにしてからは、英語を話すことに抵抗が無くなりました。
ポジティブになれる
私は元々超ネガティブ人間なのですが、ランゲージエクスチェンジという体験はポジティブな思考にシフトしてくれるものだと感じています。
というもの、英語に限らずですが新しい何かを始めるときって楽しみな気持ちの反面、誰もが不安な気持ちを抱えていますよね。
例えば、英会話教室に行って教えてくれる先生がかなりスパルタだったら、もうこれだけで楽しくないし、継続することも難しいですよね。
ランゲージエクスチェンジはお互いが学びたい言語の初心者、という前提があるので、お互いの間違いや分からないことに対して寛容な気持ちになれます。
なぜなら、相手の「伝えたいのに伝えられない」という歯がゆい気持ちがよーく分かるから。
私は今のところ二人のランゲージエクスチェンジパートナーがいますが、二人ともとっても優しいし、二人と話したあとは(仮に英語がうまく話せなかった日でも)なんだか温かい気持ちになれます。
その効果のおかげか、今まで対面の英会話教室やオンライン英会話も経験してきましたが、個人的にはランゲージエクスチェンジという形が一番合っているなぁと感じています。
ランゲージエクスチェンジのデメリット
ランゲージエクスチェンジをするにあたってのデメリットは以下の3点です。
- 自分に合う相手を探すのに時間がかかる
- 危険な場合もある
- 最初は勇気がいる
自分に合う相手を探すのに時間がかかる
ランゲージエクスチェンジのパートナーを選ぶ際は時間がかかっても慎重に行いましょう。
なぜなら、相性がとっても大事だからです。メッセージでやり取りしていて、この人なら大丈夫!と思っていざ会ってみても、やっぱり違かった、、、という経験は私にもあります。
そういう相手はキッパリ連絡を断ち、また違うパートナーを探していきましょう。
危険な場合もある
これは私は経験がないのですが、危険な場合もあると思います。
ランゲージエクスチェンジのアプリ上には、勉強目的ではなく出会いのために使っている人も数多く存在します。
英語を教えてあげる、というのはただのおとりで、私たちの気持ちに漬け込んでくる悪い奴らです。
私は割と「こいつは怪しい」と気付きやすいのですが、もし気付かないで実際に会ってしまったら、と考えると怖いです。
そういう人たちがいる、ということはきちんと理解した上でパートナー探しをしましょう。
最初は勇気がいる
オンラインでやり取りをしている人と実際に会うのは最初は勇気がいりますよね。
でも、きっとこの人は大丈夫と自分が確信を持てた相手とはぜひ会ってみてほしいです。それでもし合わない相手だったら、その失敗から学んだことを次のパートナー探しで活かせば良いと思います。
想像している以上に、日本語を学びたい人たちってたくさんいます。勇気を出して、素敵なランゲージエクスチェンジパートナーを見つけてください。
まずは会話の練習をしたいという場合はオンライン英会話もあり
今まで説明したメリットとデメリットを踏まえて、それでもやっぱりいきなりランゲージエクスチェンジに挑戦するのは、、、と躊躇してしまう方も多いと思います。
その場合は、まずはオンライン英会話で会話の練習をすることをおすすめします。
実は私もオンライン英会話の経験があり、英会話の上達には毎日なるべく沢山の英語を口からアウトプットすることの大切さを痛感しました。
私が実際に使ったオンライン英会話でおすすめをご紹介します。
レアジョブ英会話

レアジョブ英会話は日本人の講師もいるので、初めてのオンライン英会話でも安心してスタートすることができます。
様々なプランがあるのでコースの選択も日本人カウンセラーと相談することができ、使用する教材も5000以上の中から選択が可能。
無料の体験レッスンが2回受けられます。
ネイティブキャンプ

ネイティブキャンプの嬉しいポイントは、月額6480円で回数無制限でレッスンが受けられることです。
一回のレッスンでは話し足りない、、、という場合も、何回でもレッスンを受けることで上達につながりやすいです。
また、事前に予約が不要でいますぐレッスンを受けたい時もレッスンを開始することができます。
個人的には一番コスパの良いオンライン英会話だと思っています。
こちらも7日間の無料体験レッスンが受けられます。
こんなメッセージは気を付けよう
あくまで私の体験談ですが、出会い目的であろう怪しいメッセージのサンプルをいくつかご紹介します。

Hi
挨拶しか送ってこない人、かなりいます、、、ちゃんと学びたい人は、自己紹介や日本語を学んでいる理由をきちんと記載してくれることが多いです。

Hello,beauty
甘い言葉を送ってくるパターン。

Hi

are you busy?
返信しないとしつこく送ってくるパターン。
今の3つのパターンが代表的なものです。最初は大丈夫かな、と思っていても途中で怪しさを出してくる場合もありますので、違和感を感じたらやり取りをストップしましょう。
自分に合ったランゲージエクスチェンジパートナーを見つけよう
私は自分に合ったランゲージエクスチェンジパートナーを見つけられたことで、英語を話すことに対抗が無くなり、日本にいながら定期的に楽しく「英語を話す」という体験が出来ています。
ポイントさえ気をつければ、少し時間はかかってしまうかもしれませんが、きっとみなさんに合ったランゲージエクスチェンジパートナーを見つけられると信じています。
たくさん英語を話して、スピーキング力を高めていきましょう。
スピーキングにはリスニング力も大切なので、リスニング力を上げたい!という方はこちらの記事も参考にしてみてくださいね。
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